断熱性や耐震性とベースの技術断熱・気密・耐震・耐久などに優れる家づくり
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アメリカ・カナダ・ヨーロッパなど世界各国の戸建て住宅は大半がツーバイフォー工法(枠組壁工法)を採用しています。断熱・気密性能や耐震性、遮音性、耐久性、防火性能に優れ、輸入住宅の高い意匠性も実現しやすい特徴があります。

日本でも、1974年に建設大臣の技術基準告示により、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)が住宅建設工法としてオープン化され、特に寒さが厳しい北海道・十勝を中心に採用が広がりました。

本格的輸入住宅を提案するプルーデンスの家は、ツーバイフォー工法をベースとし、さらに品質、性能を高める工夫を加えたプラットフォームフレーミング工法を採用しています。

プラットフォームフレーミング工法の特徴

プラットフォームフレーミング工法は、壁・床・天井などが構造用面材による六面体構造になっており、断熱、気密、耐震、耐火などに強い特徴を持っています。また施工手順がマニュアル化されているため、職人の力量で性能・品質に差が生まれにくく、安定した性能・品質も確保できるメリットがあります。

断熱・気密に強い

積雪寒冷地北海道の住まいは、寒さ厳しい冬を少ないエネルギーで暖かく過ごせる断熱気密性能が重要です。

柱や筋交いなどが複雑に組まれている在来工法に比べ、ツーバイフォー工法は「面構造」なので、壁や床に隙間なく断熱・気密部材を施工しやすい特徴があります。

プルーデンスの家は、標準仕様でも外壁はロックウール吹き込みを140ミリ施工し、Ua値はおよそ0.36W(当社設計例における試算値)と、断熱・気密性能は十分な内容になっています。

また、より高性能な住宅をご要望のお客様のために、超高断熱高気密仕様の家づくりも可能です。「札幌版次世代住宅基準」などの対応も行っております。

地震・台風に強い

地震の力を一点に集中させずに分散する構造なので、地震による変形や倒壊が起きにくい特徴があります。

また、ハリケーンに頻繁に襲われる北米で誕生した住宅工法でもあり、強固な床構造が壁面と一体化した面構造が、台風などの強風にも強さを発揮します。

屋根と構造壁、基礎と1階床と壁、2階壁と2階床と壁などを緊結する金物もふんだんに使用しています。

火災にも強い

全ての天井や壁、床に防火建材の石膏ボードが施工されています。また火の通り道になる壁の内側などは枠組材などがファイヤーストップになり、火の進行を遅くするため、火災の被害を最小限に防ぐことができます。

弊社のプラットフォームフレーミング工法は、日本の一般的なツーバイフォー工法よりも1.3倍の構造材を使用し、留め付けの糊や釘が多く使えるので、強度や耐久性が他の住宅に比べ優れています。

ホールやトイレなどが広くてゆったり

日本の一般的な住宅は、尺モジュール(寸法)=910mmになっているのに対し弊社のモジュールは海外の住宅と同じフィートモジュールなので1,015mmや1,218mmと大きく設計されています。

建築部材が輸入材であっても、モジュールが狭いと輸入住宅の魅力的なデザイン、スケール感は実現しにくいためです。欧米サイズの玄関ドアや窓、そして輸入家具なども含めた本格的な輸入住宅を実現するためにフィートモジュールを採用しています。

ホールや廊下、階段、トイレなども一般住宅よりひとまわりゆとりを持たせていますので、車椅子もそのまま通ることができます。

住まいの品質を高めるさまざまな工法も採用

日本の2×4に比べ1.3倍の構造材を使用

日本の一般的なツーバイフォー工法は、スタッド(間柱)の間隔が455ミリですが、プルーデンスの家のプラットフォームフレーミング工法は406ミリとピッチを狭くしています。

床材を支える床根太(補強材)も、一般的なツーバイフォー工法は455ミリですが、プルーデンスの家のプラットフォームフレーミング工法は406ミリとピッチを狭くしています。

美しく、気密、耐火、遮音にも強い壁

プルーデンスの家はアメリカ発祥のドライウォール工法を採用しています。ドライウォールとは、内壁の下地処理のひとつで、美しさと質感、強くて気密性の高い大壁を作る工法です。

内装壁や天井に石膏ボードを貼り、ボードの継目部にテーピング処理を施し、パテを使い下塗り圧着し乾燥を待ち、この上に幅広くパテを中塗りします。

紙テープとパテを用いて継目部などを塗り込む丁寧な作業を繰り返すことにより、室内の気密効果、防火・耐火、遮音性能が上がるのです。

ドライウォールの塗装仕上げは、アール壁が綺麗に仕上がる、傷がついても簡単に直せるなどの良さがあり、肝心な下地処理の段階でクラックがおきないようにする工夫や、ものをぶつけやすいコーナー部分には割れにくくするなど工夫もしています。すっきり綺麗な壁で、耐久性の良さも特徴です。

TJI(木質I型ビーム)を床に採用

床下の部材に無垢材を採用すると、木材の乾燥収縮などによって、床の反り、床鳴りなどが発生するリスクがあります。

プルーデンスの家は2階の床下部材にアイビーム(I Beam)、木質I型梁を採用しています。

「強い」「軽い」「狂わない」「施工性が良い」といった特徴と性能を持ったエンジニアードウッドです。その剛性値はランバー(木材)の1.66倍です。

同じく床下の側根太・端根太にティンバーストランドLSL(ラミネーテッド ストランド ランバー)という「強い」「やせない」エンジニアードウッドを採用しています。

これらの対策は北米ではサイレントフロアと呼ばれています。さらにプルーデンスの家では、階間すべてにセルロースファイバーを充填し、吸音もさせています。

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