移住者にやさしい土壌に惹かれ
美しい自然に溶け込む、落ち着いた趣のHさま邸。家のすぐ裏手にはブナの原生林が広がり、初夏の新緑、秋の紅葉といった四季折々の景色を望む絶景のロケーションです。
バードウォッチングにも最適で、キッチンの窓から見えるバードテーブルには、アカゲラなどがやってきては、ヒマワリの種をついばむ可愛らしい姿を披露してくれます。
「出身は本州で、北海道へは転勤で来ました。仕事の都合で恵庭や札幌などで暮らし、定年退職後は趣味を楽しみながら、のんびり暮らしたいと考えていました。北海道は本州に比べて歴史が浅く、古い慣習にとらわれない地域です。移住するなら、自然に近く、かつ文化にも触れられるエリアに、と思っていました」とHさま。
優雅な趣のある住まい
将来を見据えた計画を立て、退職予定の10年前に今の土地をご購入。
「家を建てるまでの3年ほどは、妻と共にモデルハウスを見学するのが週末の過ごし方でした」
ご自身の手でログハウスを建てることも検討し、ご自宅からさほど離れていない場所に建っていたお宅に出向き、住み心地やメンテナンスなどをお聞きしたこともあるそうです。
「検討した結果、ログハウスではなく、木の香りのする家を建てることにしました。そんな中、プルーデンスの家が、カナディアン住宅の思想と工法を受け継いだ輸入住宅を建てていることを知り、お願いすることにしました」
趣味を存分に楽しむ生活
「妻からの提案で、薪ストーブを導入しました。これ一台で家中が暖かです。パネルヒーターも設置しましたが、電源を入れるのは動作確認のための年に1度だけです」とご主人。
「揺らぐ炎を眺め、薪のはぜる音を聴きながら、くつろぎの時間を過ごしています。人とのご縁に恵まれ、原木の確保も問題なく、薪割りがライフワークになっています。薪ストーブは、お湯も沸かせますし、調理に使えることが魅力ですね」
退職後は、札幌芸術の森にある施設で、もの造りを体験したHさま。部屋には手作りの木工製品が飾られ、ガレージには趣味の道具を収納するスペースも確保しました。
「家づくりは、将来のライフスタイルを設計し、自分の考えを持つことが大切。大満足の家が出来ました」