Works花と枕木と彫刻が融合する庭のある家

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味わい深いデザインに心惹かれて

Fさま邸は、優しい色調とレンガ、豊かな表情を生む変化に富んだ外観デザイン。時とともに味わいを増す、経年変化を楽しめる住まいです。

以前は、同じ場所で在来工法の中古住宅にお住まいだったFさまご家族。ある日、偶然目にした輸入住宅の新聞広告に心惹かれた、とお話されます。

「初めはひとりでプルーデンスの家に足を運び、話を聞きました。その後、既に建っている家を何軒か見学させていただきました」とFさま。

中古住宅を購入した当初は、建て替えをする気は全くなかったそうですが、何軒か見学するうちに、輸入住宅に関心を持たれたそうです。

 

細部に渡って丁寧に仕上げた心地良い空間

プランニングにはお子さまたちのご意見も取り入れました。「当時中学生だった娘の希望もいくつか採用しました。叶えたいことを箇条書きでノートにまとめて、階段の形状には特にこだわり、しかもイラスト入りでした」と奥さま。

画家のFさまが描いた落ち着きのある油絵が、家の雰囲気によく似合っています。

「この家に住んで20年以上経ちますが、住み心地は建築当時と変わりません。時間が経過しても古さを感じさせないデザインも魅力ですし、本物の輸入住宅ならではの素材の質感が気に入っています。無垢床や塗り壁など、温もりがあって心地よい空間です」

「映画やサスペンス物を観るのが好きで、家を建てた当時、リビングにプロジェクターと巻き上げ式スクリーン、天吊スピーカーを設置しました。今は85インチの大型テレビとヤマハ・オーディオ類も完備しました」とFさま。家の構造がしっかりしているため、良質な音で臨場感を楽しむことができます。

四季折々に目を楽しませてくれるお気に入りの庭

ご友人宅の枕木を使った庭を見て、ご自分たちの庭にも取り入れることにしたFさま。独特の味わいがあり、周りの景色に溶け込む枕木は、オンリーワンの庭づくりにぴったりのアイテムです。アイデアを練り、手描きによるスケッチ案を出し、草花と彫刻と建物の調和を求めて庭づくりをしました。

印象的な造形物は、絵画の企画展で、生徒の卒業制作置き場にあったもの。一目ぼれし、譲り受けて持ち帰ったあと、すぐ庭に設置されたそう。造作物や彫刻が草花の個性を引き立たせます。

Fさまは「建物だけだと無機的な感じがするけれど、庭という空間があることで、生きている感じがする」とお話し、奥さまも「自分にとって庭は癒しの空間で、草花の成長を見られるのが楽しい」と笑顔で続けてくださいました。

壁に這わせているバラはピエール・ドゥ・ロンサール。園芸番組や本を参考にして、ご近所のかたに教えてもらいながら、バラ造りを楽しまれています。

作品の題材にもなる庭の草花たち。「庭から摘み取ったバラを題材に絵を描き、色からモノに変わる、その瞬間が愛おしいんです」

人任せにせず意見をしっかりと伝えることが大事

「日常の暮らしの中で不便に思っていることを書き出し、解消につなげること。たくさんの家を見ること。実際に住んでいるかたに話を聞くこと。気になるところはどんどん質問すること。とにかく実際に見て、体感して、話を聞くことが大切」と奥さま。

Fさまは、自分たちのやりたいこと・やるべきことを明確にしたフローチャートを用いて、プランニングを行いました。

「お互いに『言った・言わない』で信頼関係が損なわれることのないよう、内容を記録し、書面を交わすことで、トラブルを防げると思います。話して伝えるだけではなく、文章にしてチェックすることで、スムーズな家づくりが出来るのではないでしょうか。特に配線は将来を見据えて計画的に配置したほうがいいと思います」とアドバイスしてくださいました。

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