まるでフランスの街角に建つアパルトマンのような佇まいが往来から目を引くKさま邸。ビルトインガレージと広いポーチを備えた1階部分はコンクリート造、2~3階部分は木造の混構造になっています。
ホワイトで統一した玄関ポーチ。玄関までのアプローチには乱形石とレンガを敷き詰め、明るい印象に仕上がりました。ブルーのベンチが良いアクセントになっています。
3階まで続く吹抜けの階段ホール。ロートアイアンと無垢の踏板を使った螺旋形の階段は、物語の挿絵に出てきそうな造形美です。デザインの良さだけでなく、踏板の幅や角度、蹴上げ(階段1段の高さ)など、上り下りのしやすさにもこだわっています。
老後を見据え、ホームエレベーターも希望されました。ホワイトの開閉ドアは、室内のインテリアにも溶け込んでいます。
フレンチ・カントリーに仕上げたキッチン。ホワイトに塗装した木製キッチンは奥さまがこだわられた造作のオリジナルです。大容量の収納やタイルを使った作業カウンターなど、使い勝手の良さは抜群。黒の取手や引手がホワイトの空間を引き締めています。
バニティも白で統一。こちらは蛇口や水栓、タオル掛けなどに真ちゅうを使っています。収納扉の堀込みが壁面のチェアレールやモールディングとリンクした、統一感あふれるコーナーです。
ガーデニングが大好きな奥さま。建物の雰囲気に似合う南欧風の庭が広がっています。
2階バルコニー。1階部分をコンクリート造にしたのは、2階バルコニーでも植栽を楽しみたいという奥さまのご希望があったから。家にいながらグリーンやアウトドアが楽しめる、奥さまお気に入りの空間です。
白壁と無垢床の心地よい室内や、グリーンを楽しむ庭やバルコニーのある暮らしに大変ご満足いただいています。